22日に関東を襲った4年振りの大雪。
雪に弱い関東、交通網に深刻な打撃を与えました。
特に深刻だったのが首都高速道路。
およそ4日間に渡って大半の路線で通行止めが続き、大きく取り上げられました。
除雪などの対応が不十分だったのではないかと批判も沸き起こり、25日には社長が謝罪会見を開くまでに。
この記事では今回の大雪でどれほどの影響があったのか、対策は不十分だったのかを調べ考察としてまとめました。
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関東で4年振りの大雪とその被害
22日、関東では2014年以来となる強烈な雪に見舞われました。
東京都心で積雪23cmと、記録的な大雪になりました!
警視庁の発表によると22、23日だけでも都内で806件もの事故が発生したということです。
現在でも日陰にはかなりの雪が残っていて、かなり滑りやすくなっていて危険な状態が続いています。
首都高の通行止め状況はこんな感じでした。
問題はここから。
大動脈とも言える環状1号線(C1)含め、230キロ以上にも及ぶ通行止めが3日間続いたのです。
山手トンネルでは大規模な立ち往生が発生し、著名なところでは南海キャンディーズの山里亮太さんが10時間以上足止めをくらったこともニュースになりましたね!
25日の明け方頃には通行止めの解除が進んできます。
26日15時、97時間ぶりに首都高全線の通行止めが解除されました。
通行止め、ここまで長引くものなのでしょうか。
通行止めが長引いた原因は?
過去の経験から雪で立ち往生の可能性がある場所に職員を配置していたが、対象外の場所で立ち往生が発生した。
その為事態の把握に時間がかかり初動対応が遅れてしまった。
首都高の方針では、交通の円滑化を目指して極力通行止めは行わないようにしているそう。
また、首都高には路側帯がなく積雪した場合全てを運び出さなければならないことも大きな要因に。
融雪剤の散布も行うにせよ、どうしてもNEXCOなどの他の高速道路と比較してしまうと除雪に時間はかかってしまうようです。
今回の首都高、対応が不十分だったのでしょうか。
やはり基本的に雪が少ない地域であるため、除雪に使用できる車両の準備も少ないので時間がかかってしまったのでしょう。
調べて思ったのは、通行止めをなるべく行わない方針は考え直す必要があるんじゃないかと感じました。
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まとめと考察
首都高の通行止めで大混乱の都心でした。
今回のことを教訓に、首都高の円滑な運営に活かしてほしいものです。
利用者側の僕らも、積雪・凍結の恐れがある時のノーマルタイヤでの外出は厳禁。
ほんの少しの油断が大きな事故や問題に発展してしまいます。
事故を未然に防ぐため、1人1人対策する必要がありそうです。